キネスティックセラピーとの最初の出会いは、開発者の岡本先生が趣味の野球観戦に、月に一度静岡から東京へ来る際に、共通の友人を通してご紹介頂いたことがきっかけでした。
岡本先生は、常葉学園静岡リハビリテーション専門学校で現職校長を務めながら、現場(病院)でも活躍されていました。その経験の中で、『現代の生活習慣から起こった姿勢の変化が、背骨の動きに影響し、カラダに異変を引き起こしている。』 という事に着眼し、それらを改善する為の施術をすでに開発されていたので、一度施術をしてもらう事になりました。
もともと体に疲れがたまりやすい体質だったため様々なマッサージを試していたので、新しい技術とはいえ、聞いてもそこまで変わらないだろうと考えていました。そして実際に、施術をしてもらうと…
ごりごりと背骨を転がす施術は痛いだけで、こんな技術は絶対に流行るはずがないと心の中で思いました。
しかし、5回受け続けて下さいと言われており、友人との付き合いもあったため、仕方なく継続的に施術を受け続けました。そして、4回ほど施術を行った頃から、施術後の体が軽くなる感覚が継続的に続くようになり、姿勢も良くなってきていることに気づきました。特に、以前は座った時に、良い姿勢を取ろうとしても、すぐ疲れてしまって背中が丸くなっていたのですが、いつの間にか、長い時間座っていても、良い姿勢をキープする事が全く苦ではなくなっていました。これには、大変驚き、気付けばキネスティックセラピーのファンになっていました。
また、初めは痛いと思いましたが、背骨の動きが良くなった今では、痛いどころか寝てしまうほど気持ちよいものに変化していました。もちろんこういった姿勢の変化やマッサージの気持ちよさもあったのですが、根本として、猫背を放っておくと、酷い方は内臓や気管支を圧迫してしまうなどの弊害も後々に危惧されます。そのような健康面での予防もできるという点に大変興味がわき、この技術を広めたいと思い始めました。
けれど、これは少し痛い施術でもあるので、中高齢者や男性くらいにしかニーズがないのでは?と思ったので、岡本先生へ質問したところ、現代の生活習慣による体の歪みを改善できるので、女性でも若い方でも興味をもつはずとの事でした。
そこで、弊社の20代の女性客を20人程集め、姿勢のチェックを行うと共に、施術を試し背骨の動きを見てもらいました。すると、背骨の動きが良く、健康だった方は、なんと20人中たった1名だけでした。これは衝撃でした。
岡本先生が東京へ来て頂けるのは、月に一度の状況でしたが、自覚症状もあったのか、施術を受けた方は、全員次月以降も施術を希望されました。さらに、その後も口コミで希望者は増え続け、岡本先生1人では対応が難しくなり、直属の部下の方々もお連れ頂き、毎月施術を対応して頂く様になったのです。
そんな状況がしばらく続いていく内に、弊社の「スタッフもできるようになれば…」という思いが強まり、最終的には、岡本先生に技術を教えて頂くことになったスクールが、現在のキネスティックセラピストアカデミーへとつながって参りました。
このスクールは、広告も宣伝もさほどしていない状態にも関わらず、口コミでどんどん受講生が増えていき、3年たったところで合計300名以上もの卒業生を輩出するまでになりました。
今では直営店を始め、他店舗においても卒業生がキネスティックセラピーを施術し多くのお客様に喜ばれております。
背骨の可動域の正常化と、筋肉の正しい使い方を憶える事で、正しい姿勢を取れる様になります。すると、見た目の美しさだけではなく、悩みの種だった、肩凝りや腰痛などの改善で健康管理ができ、更には、運動効率の向上からダイエットへの相乗効果も見込めるキネスティックセラピー。
病院に行くほどではないけれど、カラダへの悩みを持っている多くの方のお役に立てると、今では確信しています。そして、私達はこのキネスティックセラピーを現代に広める事を使命としています。
何かと忙しい現代人の為に…また、結果として業務効率改善により業績アップを目指す企業様の為に…私達が出張して、キネスティックセラピーを提供できましたら、少しは皆様のお役に立てるのではないかという想いで、本サービスを開始致しました。微力ではありますが、皆様の為に心を込めて施術させて頂きます。是非お問合せ下さい。
株式会社アス・ウィッツ 代表取締役 勝呂昌一
技術を開発したのは、理学療法士の岡本徹氏です。
明治~昭和初期は、和服により内股で歩く姿勢が背骨に影響を与え、股関節・膝関節に痛みを持つ方が多くいらっしゃいました。それに対し近代では、ハイヒールや厚底靴などの常用、全般的な運動量の減少、職業の多様化(オフィスワーク、立ち仕事 etc)などが、背骨を初めとするカラダに与える悪影響は、原因が変われどますます増えています。大怪我をしてリハビリをされている方よりも、健常者のカラダの方が悪いケースすらある と先生は仰います。
そのような中でも、時代が変わりながらも、常に元凶の一つとなっている背骨に私達は着目しました。
長年、医療現場にてリハビリの専門家として活躍された同氏が、限られた時間の中で、最も身体のバランスを整えるのに効果的な運動として、脊柱(背骨)の回旋運動が良いと辿り着きました。この独自の理論と美容の考えをミックスし、一般の方が受けやすい形に改良したものが、キネスティックセラピーです。
常葉学園静岡リハビリテーション専門学校 校長/日本動物理学療法研究会 理事/日本キネスティックセラピスト協会 会長/ 長年、医療現場、理学療法士育成などの分野で活躍され、現在は、理学療法士の新たな活躍のフィールドの模索や、より多くの方々の健康・美容への一助となるべく挑戦し続けている。現在、日本キネスティックセラピスト協会では、自身が今までの経験にて築き上げた独自理論と、美容分野の専門家とのコラボレーションにより実現した、全く新しい日本初のボディケアを開発。一般の方も受けやすい施術メニューの開発、さらには施術者の指導などを行っている。